ロケットに乗って三宅弘一の思うこと

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更新： 2018/03/11 20:09:03

夏にロケットを打ち上げてあの光る一番ぼしまでいってみたいな。

あの星までたどり着いたなら、人類が壊してしまった地球をながめてみたい。

美しく映るのだろうか。金と権力と核にまみれた地球が。美しく見えるのかな。

大気圏は壊れ始め、北の氷は解け始め、異常気象があちらこちらで起こり、天災という形で人類に罰を与える地球を、ただ眺めるだけなのだろう。

明日、来年、未来、太陽が消え、人類は消滅するその日まで。

地球には居たくない。だからロケットをこの夏に打ち上げるんだ。

三宅弘一